

私が初めて所属した部署は、日本各地に点在する製油所向けシステムの開発、保守をしていました。
入社前、石油精製に関する知識に乏しく、配属が決まったときは一抹の不安を抱いていましたが、配属後は、システム開発の仕事を介して石油精製の知識を少しずつ学んでいき、その不安は徐々に消えていきました。
それからしばらくして、初めてシステムの設計から開発まで、一貫して行なう仕事を任されました。当初、難易度の判断や作業手順など、システム開発遂行に必要な知識が不十分であると 感じたので、まず自分なりに考えをまとめた上で上司に相談し、アドバイスをもらいながら作業を進めていきました。そして、何とか納期を遅らせずにシステムを無事に納品することができたのです。このときの達成感は、何物にも代えられません。
失敗談としては、長い年月をかけて培ってきたお客様の信頼を損ねてしまいそうな出来事がありました。私が客先でシステムの導入を行う際に大きなミスをしてしまったのです。 文章で書くと一行ですが、お客様は大手の石油関連企業です。一つのミスで多大な迷惑をかける事になりかねません。
私個人の力では対応が難しいと判断し、先輩に報告・相談したところ、客先への対応方法や、リカバリー処理の技術的なアドバイス、そして実際に現地でのサポートと、失敗に動揺している 私を全面的にフォローしてくれました。おかげで迅速なリカバリーに成功し、無事にシステムを導入することができました。
この時の当社の対応がお客様に評価され、新しい仕事を依頼していただけることになりましたが、一連の経験を通じて、私はこの仕事の難しさを痛感すると共に、お客様から信頼されることの大切さを学ぶことができました。
ここで述べた2つの事例とも、上司や先輩の適切な助言やサポートなしでは語ることができません。システムエンジニアの仕事は、一人でするものではなく、チームで力を合わせてシステ ムを作り上げていくものです。そのチームに頼れる上司や先輩がいることは、私にとって掛け替えのない財産になっています。
ただ、いつまでも甘えてばかりもいられません。私は同じ轍を踏まないよう、更に一人前のシステムエンジニアとして活躍できるよう、学ぶ姿勢と責任感とやりがいをもって、どんどん仕事力をつけていきたいと思います。そして、数年後には周りから頼られる存在になりたいというのが、今の目標です。
【学生の皆さんへ】
エンジニアの仕事に関わらず、仕事は人との関係が大事です。
この仲間となら仕事ができる!と思う会社を選ぶのもひとつの指標だと思います。
私たちの会社には、そういう先輩が大勢いますので、説明会に是非一度来てみてください。