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SEに大切なもの

私が新卒で当社に入社して早十数年が経ちます。 就職活動当時は、システムエンジニアという職種に対して、漠然と「コンピュータ関係の仕事」というイメージしかなく、入社後についていけるのか不安だったことを今でも思い出します。

私は、これまで様々なシステム開発プロジェクトに携わってきました。(下記をご参照ください)
これらの経験を通じて明確になったことは、システムエンジニアに必要なものはITに関する知識や技術だけではないということです。

もちろん開発言語やデータベース、ネットワークなどのIT技術は、多様なものが要求されます。 この技術は、新しいものが次々と開発されるため、システムエンジニアは修得するスピード感 が要求されます。私の場合、もともとITへの関心が強かったので、「好きこそ物の上手なれ」の 諺のとおり、苦もなくというと言い過ぎですが、好奇心を持って力をつけることができました。

さて、先ほどITに関する知識や技術だけではないと述べましたが、他にどのようなスキルがシステムエンジニアには要求されるとご想像されるでしょうか。 私は、業界・業務知識とヒューマンスキルであると考えています。

多くの場合、当社のシステムエンジニアは、お客様(企業)からダイレクトにシステムに対する 要望を聞き、開発を進めます。言い換えると、お客様と良好な関係を築き、お客様の内に秘めた思い(システムで何をやりたいか)を引き出し、ニーズにあったシステムを提案する重要な 役割を担っています。
野球のルールを知らない人が、野球に関する悩みを聞いても良いアドバイスができないのと 同じように、お客様の業界や業容を理解した上で対応していかなければ、良い提案はできません。また、どんなに技術的にすばらしいシステムであっても、お客様に耳を傾けてもらえなければ、提案もできませんし、提案力がないと内容を納得していただけません。
特に後者は、私が想像していたより厳しいものでした。
逆にこの壁を乗り越え、提案から開発そして納品までをプロジェクトのメンバーと一緒に達成 し、お客様にシステムが好評だった時は、この仕事をやっていて良かったと心底思います。

開発プロジェクト例
  1. 防災情報ネットワークシステムの開発
    (開発言語:COBOL、データベース:DB2、期間1年8ヶ月)

    地方自治体の防災システムのうち地震管理サブシステム開発を担当しました。 これは、地方自治体が地震時に一刻でも早く対応策を立案するためのシステムです。 自治体の管轄する主要地域に設置されている地震計が感知した震度をほぼリアルタイムに 収集して地図上に表現したり、各地から収集した被害情報を登録することができます。
  2. ビル管理システムの開発
    (開発言語:Power Builder、データベース:Oracle、期間2年6ヶ月)

    不動産会社の賃貸借情報システムのうち、管理会計サブシステム開発を担当しました。 このシステムを利用して、不動産会社はビル毎の収支予想を分析することで、今後の戦略を 練る材料としています。
  3. プロジェクトコントロールシステムの開発
    (開発言語:Java・PL/SQL、データベース:Oracle、期間2年10ヶ月)

    製造業者のスケジュール、コスト、プログレス等々を管理するためのものです。

【学生の皆さんへ】

システムエンジニアは、決して楽な職種ではありませんが、やりがいや学べることは数多くある仕事です。日々進歩していく技術に興味がある方、取得した技術を更に深く追求したい方、人とのコミュニケーションが好きな方は、ぜひ当社の門を叩いてください。 2012年の春にお待ちしています。